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レンタルした商品が破れてしまった…どうしたらいいの?

レンタルした商品が破れてしまった…どうしたらいいの?

今回のコラムは、当店レンタル110番でよくご連絡いただく内容について、書いていきたいと思います。

当店でも、同業の他店さんでも、レンタルした商品を破損してしまった場合、ほとんどが実費にて弁済となってしまいます。

破損してしまった場合は、速やかにレンタルしている店舗さんへ連絡を入れて、店舗さんに対応をお願いする必要があります。

当店レンタル110番で実際に発生した破損事例をご紹介しますので、レンタルされた際には十分気を付けてご利用ください。

【破損事例①】お尻の破れ

最も多い破損が、お尻の破れです。

特に「大きいサイズ」に多い傾向で、原因はおそらくサイズが小さかったことが考えられます。

また夏時期は汗をかきますが、スラックスの裏地のポリエステルは汗をかくことで滑りが悪くなります。

このような場合、適正なサイズであった場合でも、汗で生地と裏地が引っ張られてしまい、結果破れでしまうということは十分考えられます。

【破損事例②】裾の破れ

次に多い破損は、スラックスの裾の破れとなります。

当店レンタル110番の商品破損は、ほとんどがお尻の破損と裾の破損で、全体の9割以上に相当します。

裾の破れの原因は、スラックスの股下が長いため、靴で裾のかかと付近を踏んでしまうことと考えられます。

商品のセットに含まれているサスペンダーを使用して、違和感はあるかもしれませんが、吊った状態でスラックスを履いてもらえれば裾の調節は可能です。

細かい部分ですが、やはり破れてしまっていることには変わりないため、レンタルされる場合はお気を付けてお履き下さい。

【破損事例③】転んでしまい膝が破れた

結婚式など慶事で稀にある破損です。

恐らくお酒を飲まれて酔ってしまい転んでしまった際に付いた破損ではないかと考えられます。

画像の右足膝部分は、当店の業務用大型洗濯機で洗っても取り切れないほど汚れがついており、また左足膝部分には、小さい穴があります。

破損を防ぐ方法

破損を防ぐ方法は、以下の通りです。

・裾が長い場合は、サスペンダーを使用する等、オーダーした店舗で推奨している裾の調節方法を行う

・届いた商品を試着した際に、少しでも小さいなと感じたら、急な動作(急にしゃがむ、急に座るなど)を極力避ける

※意識的にゆっくり動くことで、破損する可能性はかなり下がります。

・明らかに小さいサイズの場合、オーダーした店舗へ連絡を取り、対応の相談をする

(有償の可能性が高いが、可能であり利用に間に合うようであれば、サイズ交換も検討する)

・身体にあったサイズの商品をオーダーする(以下、コラム参照)

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もしものときの安心パック

当店レンタル110番や、同業の他店さんでも「安心パック」又は「安心保障」というものがございます。

各店舗さんで名称が異なりますが、これはご利用時に不測の事態が発生した際の弁済金を減額又は免除される制度となっています。

当店レンタル110番を例に挙げて説明いたします。

当店では「安心パックライト」と「安心パック」の2つのプランを用意しております。

特に飲食を伴う場でご使用される場合は、加入を推奨いたしますのでご検討ください。

【安心パックライト】

主に汚れに対する免責と破損に対する弁済金の減額としております。

食べこぼし等の一部の汚れは、通常の洗濯では落ちない場合もあります。

この場合、別途発生したクリーニング費用を請求させていただくことになりますが、安心パックライトにご加入であれば免責となります。

また商品破損の際も、規定額にしたがって弁済金を減額させていただく仕組みとなっております。

【安心パック】

汚れに対する免責は安心パックライト同様となりますが、安心パックは商品破損時も免責とさせていただいております。

本コラムで紹介した破損①~③であれば、それぞれ弁済金を請求させていただきますが、安心パックご加入であれば、こちらも免責となります。

※故意による汚れや破損は対象外となっていますので、ご注意ください。

汚れの具体例は、ケーキパイを顔に投げつけた際にクリームが衣装についたなどが挙げられます。

破損の具体例は、明らかに身体にあっていない商品(ウエスト80cmの商品だが、実際のウエストは95cmだったなど)を無理やり着用して、お尻が破れたなどが挙げられます。

これらのケースは補償の対象外として、処理させていただく場合がありますので、ご注意ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

レンタルの礼服やスーツは、便利な反面、借り物のですので破損などの際は弁済となってしまいます。

しかし少しだけ日頃の仕草に気を掛けることによって、商品破損を回避できる場合があると思われます。

またご不安な場合は、安心パックなどの保証に加入することによって、弁済費用の金額も変わってきますのでご検討ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。