葬儀などを経験された方はご存じかと思いますが、想像以上に慌ただしく時間が流れていきます。
「借りた礼服を返さなきゃ!」と急いで返却手続きをすることも多々あることでしょう。
またお食事会などでお酒を飲んだあと、急いで返却手続きをする方もいらっしゃると思います。
でも、慌てているからこそ、借りた衣装のポケットの中はしっかり確認することが大切です。
万一、借りた衣装のポケットの中に忘れ物をしてしまった場合の対処方法を今回のコラムでは書いていきたいと思います。
弊社は昭和21年に創業し、テキスタイルメーカーとしてその歴史をスタートいたしました。多様化にお答えしてきた結果フォーマルウエアからスーツ、カジュアルウエアなどメンズファッション業界の変化に適応し貢献してきました。
まずは身の回りを確認しましょう
探し物は、思ってもみないところから出てくるものです。
まずは身の回りの探しましょう。
それでも見つからない場合、使用を借りたお店へ連絡をして探してもらうようお願いしてみましょう。
その際に、もし心当たりがあるのであれば、具体的な箇所(ジャケットの内ポケットなど)と忘れた物(ハンカチなど)を告げると良いです。
また、インターネットから衣装を手配した場合、受注番号・氏名などを告げてから用件をお伝えするとスムーズです。
※お店によっては、返答に時間を要する場合がありますので注意しましょう。
借りた衣装の中に忘れ物があった場合
借りた衣装の中に忘れ物があった場合、お店から送ってもらう事になりますが、その際の運賃は負担することになります。
負担方法は、大きく分けると以下の2通りとなります。
・着払い扱いの荷物
・クレジットカード等の事前決済であれば、運賃分を加算して再決済
着払いは荷物が届いた際に配達員へ代金を支払う方法で、クレジットカード決済は商品の請求金額に運賃分を加算する方法です。
クレジットカード決済に加算する場合、加算がどのようにされるかはお店やカード会社によって異なります。
恐らく、事前決済金額を一旦全額返金後に改めて加算後の金額を処理という流れが多いと思われます。
お店やカード会社に確認することをオススメします。
ただし現金の忘れ物は別です。
これは郵送では送れないため、現金書留で送ることになります。
(当店レンタル110番では、忘れた分の金額で振込手数料を省いた金額を銀行振込で対応させていただいております)
レンタル110番の忘れ物ベスト5
ここで、当店レンタル110番のお忘れ物ベスト5を挙げておきます。
第5位 ネームプレート
第4位 カギ
第3位 現金又は財布
第2位 数珠又はふくさ
第1位 ハンカチ
忘れ物の中で最も多い物はハンカチです。
全体の8割以上は占めており、忘れ物はハンカチとその他と言ってもいい程ハンカチの忘れ物が多いです。
また現金を忘れる方も多いようです。
これは結婚式や葬儀に出席した場合「お車代」として封筒でいただいたものをポケットに中に入れっぱなしにして返却してしまったものと推測されます。
皆さまも十分お気を付けてください。
他のレンタルショップと返却する商品を間違えた
その他にこのような事例も稀にあります。
返却された商品を店舗スタッフが開封したところ、当店の物ではない衣装やネクタイ・ベルト・靴などが入っているケースです。
恐らく、様々なレンタル店舗さんで借りた物が返却する際に紛れてしまったものと考えられます。
このような場合当店も協力させていただき、間違えたと思われるレンタルショップさんへ連絡を取ることもありますが、基本的には借主さんが当店と他のレンタルショップさんの間に入って対応してもらうことがメインとなります。
大変な手間がかかりますので、複数のレンタル店舗さんで衣装を借りている場合、慎重に返却手続きを行うようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「そんなことあるんですか?」と思われるかもしれませんが、実際結婚式やお葬式などは案外バタバタするもので、ついついハンカチを入れっぱなしにして返してしまった・・・ということは起こらないとは限りません。
もし衣装を借りて返却手続きをこれからするという方は、改めてポケットの中などを再度確認するようにしてください。
皆さまのお役に少しでも役立つ情報であれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。