インターネットなどでスーツや礼服を購入しようとした際に、サイズは自分で選んで注文することになります。
ご自分のサイズがわかっている方であれば何も問題ありませんが、ご自分のサイズがわからない方は困ってしまいますよね。
メジャーでウエストを測る必要がありますが、
私たちのようなアパレルメーカー勤務の方であれば手持ちのメジャーがあるかしれませんが、一般家庭にはない場合も多いのではないでしょうか。
そんな時に役立つウエストの測る方法を、今回のコラムではご紹介します！
※あくまで緊急な手法ですので、メジャーがご自宅にあれば、測っていただいた方が間違いございません。
もしクローゼットに既製品のスーツがある場合の、サイズを導き出す方法です。
日本国内で販売されている全てのスーツには、洗濯証紙がジャケットとスラックスの2箇所必ず付いています。
ジャケットは内ポケットの中、内ポケットがない場合はフロントポケットの中に付いていることが多いです。
スラックスはお尻部分のポケットの中、もしくはベルト部分の裏側（腰裏）に付いていることが多いです。
この洗濯証紙には、サイズが記載されています。
現在着用しているスーツと同じサイズで大丈夫であれば同じサイズを、このサイズが小さくて着れない場合は1つ大きいサイズを注文すればよいわけです。
単品のスラックスをお持ちの方は、腰裏に洗濯証紙が付いていることが多いです。
スラックスの場合、ウエストサイズが記載されています。
スーツと同様に、同じウエストサイズでも良ければ同じ物を注文すればよいのです。
ただし注意点があります。
スーツもスラックスも、毎年型が変化していきます。
例えば、5年前に購入したスーツと同じサイズを注文しても、着心地が全く違う、小さくて着れないということも多々あります。
この方法は緊急の措置として考えておいてください。
スーツや礼服をインターネットで購入するにしても安い買い物ではないはずです。
自分のサイズをしっかり見極めて、購入したいスーツもしっかりサイズスペックを確認して購入することが大切です。
この方法はサイズがぶれるためオススメはしませんが、緊急ですぐ礼服やスーツを購入したいけど、
サイズが全くわからないときにウエスト寸法を出す方法です。
普段使いでデニムを履いている方も多くいると思います。
このデニムのサイズはインチで表示されているものが多いと思います。
1インチ=2.54cm
これを覚えておくと、ご自分の履いているデニムサイズがわかれば、ウエストサイズを導き出すことができます。
例えば、30インチのデニムを履いていれば、30インチ×2.54cm=76.2cm（ウエストサイズ76cm）となります。
繰り返しますが、サイズに幅が結構あるので、余裕がある場合はしっかりとウエストを測ることをオススメします。
またデニムとスーツのスラックスでは、股上の作りなども全く違いますので、履き心地も変わってきますのでご注意ください。
いかがでしたでしょうか。
今回は緊急でスーツや礼服のサイズ、ウエストサイズを測る方法をご紹介しました。
緊急なので、レンタルなど返却出来るのであればまだ良いですが、購入となると余裕を持ってご自分の寸法を計測することをオススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました。