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ペット葬の参列マナー

ペット葬の参列マナー

少し前まではペットが亡くなった場合、自宅の庭に埋葬したりしていたのが一般的でしたが、近年では「ペットは家族の一員」という想いからペットに対して人と同じように葬儀を行い、その後の供養まできちんと弔う方が増えています。

2012年に環境省が行なった調査によると、ペットを飼っている人の約4割が実際に民営のペット葬サービスを利用していました。

 

今後、親しい方から「ペットのお葬式に参列してほしい」との声がかかることがあるかもしれません。

その際は、どのようなマナーで臨めば良いのでしょうか。

喪服を着た方が良い? 持ち物は何を持っていくべき?

こちらの記事で、ペットの葬儀に参列する際のマナーについて簡単に解説します。

最初に

ペットの葬儀では形式にこだわるよりも、愛するペットを失った飼い主の気持ちに寄り添うことのほうが大切です。

まずはお悔やみの言葉を伝えましょう。

ペットのお葬式での服装・身だしなみの基本マナー

①ファーや革製品を使用した服や小物を避ける

毛皮や革製品は動物の死を連想させるので避けましょう。

冬場はレザージャケットやファーコートが多いです。フェイクファーも印象が良くないので気を付けましょう。

 

②香りの強い香水等避ける

匂いが強いものを身につけるとお線香の香りを邪魔してしまいますし、周りの方にも不快感を与えてしまいます。

 

③派手な化粧・アクセサリーは最小限に。肌の露出も控えましょう。

人間のお葬式と同じように、ペット葬儀でも不適切です。

 

服装も哀悼の意をあらわすもののひとつですし、ペットを亡くした方への敬意をあらわすものでもあります。

あくまでも葬儀の場であることを念頭において、身だしなみを整えることが基本です。

喪服を着るべき?

ペット葬儀では基本平服や普段着で出席される方が多いですが、ときには喪服の方がふさわしい場合もあります。

現在、動物専門の葬儀会場はほとんど存在しないため、人間と同じ葬儀会場でおこなう事があります。

この場合、普段着で参列すると周りから浮いてしまいます。

 

逆に喪服を着ない方が良い場合は、自宅でささやかに行う場合。

きっちりと喪服を着るよりも、いつもの服装でお見送りする方が、ペットも安心できそうですね。

 

「ペットの葬儀に喪服を着るのは大げさではないか?」「ペットとはいえお葬式なので喪服を着なければマナー違反ではないか?」など何を着れば良いのか悩んだ場合は、黒のスーツや黒のワンピース等の落ち着いた服装で参列すると悪目立ちする事もなくて良いかもしれません。

 

ペット葬儀に参列時の持ち物

①数珠

お焼香の際に使用します。

使わない可能性も考えられますが、かさばるものではないので、念のためバッグにしのばせておくと安心です。

 

②ハンカチとティッシュ

ハンカチは真っ白のものが良いですが、無ければシンプルなもので。

 

③お供え物

必ず必要ではありませんが、あればお悔やみの気持ちも伝わるでしょう。

 

香典は必要?

香典ですが、基本的には必要ないと考えてよいでしょう。

香典を渡すと先方も香典返しを用意しなければならなくなってしまいます。

香典でなくともお気持ちとして、お花やお菓子などを渡した方が、飼い主さんが気を使わなくて済みますね。

 

また亡くなったペットのお友達(ドッグラン仲間や散歩仲間)のワンちゃんも一緒に参列するケースもあるようですが、会場によってはペットの入場NGだったり、ペットを亡くした飼い主さんが他のペットを見て辛くなってしまう場合もあるので、事前の確認が必要になります。

最後に

人間のお葬式には細かいマナーやしきたりがありますが、ペットのお葬式はまだ新しい文化で、明確なルールが定まっていないのが現状です。

 

ペットや飼い主さんやご家族の気持ちに寄り添い、お葬式やお別れをしたいですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。