社会人になると、冠婚葬祭のいろいろな場に出席するようになり、
社会人としての服装マナーが必要になります。
そして服装マナーを守った上で、さらに上手に着こなしていたら、やっぱり素敵ですよね。
そこで今回は、「メンズ礼服・喪服の選び方」についてポイントをご紹介いたします!

弊社は昭和21年に創業し、テキスタイルメーカーとしてその歴史をスタートいたしました。多様化にお答えしてきた結果フォーマルウエアからスーツ、カジュアルウエアなどメンズファッション業界の変化に適応し貢献してきました。
礼服の表地について
礼服の生地は、ひと昔前までは「ウール100%」の物は高級、ポリエステル繊維が入っているのは安物だ
という風潮がありました。
もちろん現在でもウール混率が高い物は、まず間違いなく「良い物」ですが、
近年の技術革新によりポリエステル素材でも良い物が出てきました。
まずは「ポリエステル繊維=粗悪品」という固定概念を捨てましょう!
その上で順を追ってご紹介します!
【ウール素材(タキシードクロス)】
礼服の素材は、スーツと違い、色が黒ければ黒いほど良いということになります。
紳士服専門店などに行くと、「超黒」や「ウルトラブラック」などと表記された商品タグを目にすることもあるかと思います。
礼服の素材は「タキシードクロス(又はライトタキシードクロス)」という礼服用の素材を用いります。
これは高級礼服の素材であり、この素材を用いて作られた礼服は間違いなく「良い物」となります。
適度な光沢と漆黒に近い深い黒色が特徴となりますが、この生地はウール100%ではありません。
カーボン糸を使用した原反(表地)になりますので、ウールは90%~99%、その他繊維1%~10%の混用率となります。
ただ良い物ですが、礼服として仕立てると重いということが欠点となります。
【ウール素材】
タキシードクロスを使用していないウール100%の表地も、もちろん市場には多く出回っています。
黒の色は、タキシードクロスと比較すると薄いですが、それでもスーツの黒よりは断然深い黒となっています。
また製品の重さもさほど感じることもなく、タキシードクロス素材を使用した礼服よりは安価に購入する事が可能です。
ベストではないが、ベターな生地というところでしょうか。
ちなみにレンタル110番の【3点セット5,800円】&【7点セット6,800円】の商品は、この素材を使用しております。
https://www.rental110.com/c/0000000108/0000000112/0000000125/FOL-2200-F
【ウール混素材】
この素材ははっきり言って安価です。
メーカーにもよりますが、「ウール50% ポリエステル50%」又は「ウール30% ポリエステル70%」程度の混用率の物が多いのではないでしょうか。
黒の色もかなり薄く、物によってはスーツの黒と同じくらいの色である可能性もございます。
急に必要になり買いに行ったが手持ちがない・・・や、学生さん等などの若い方であれば、もしかしたら価値があるかもしれませんが、
あまりオススメはいたしません。
【ポリエステル素材】
礼服の表地を選ぶ上で一番難しい物が、このポリエステル100%素材です。
もちろんウール混素材よりも安価で黒の色が悪い、ただ安いだけの物も市場には出回っています。
ただ先にも触れたように、技術革新の恩恵を受け、軽くて黒が濃くてストレッチが効いてという素晴らしい「機能性ポリエステル素材」もあります。
恐らく紳士服専門店に出向いて商品を見比べれば一目瞭然ではないでしょうか。
お店によって様々なので一概に言えませんが、恐らく安いポリエステル素材の商品は、10,000円~19,000円ほどに対して、機能性ポリエステル素材の商品は39,000円~59,000円ほどのプライスが付いていると思われます。
ここ数年で出てきた新素材ですので、ポリエステル素材と説明すると嫌悪感を抱く方もいらっしゃると思いますが、この「機能性ポリエステル素材」はイージーケア機能も付いているので、オススメです!
ちなみにレンタル110番の【3点セット4,800円】&【7点セット5,800円】の商品は、この素材を使用しております。
https://www.rental110.com/c/0000000108/0000000112/0000000125/fol-pl02
【夏用生地について】
夏場の礼服は、ただでさえ暑いのに、黒の礼服を着るとさらに暑くなることは、礼服あるあるです。
そのような時は、夏用の礼服を着用することをオススメします。
といっても、ほとんどの礼服は背抜き仕様となっており、オールシーズン対応の物がほとんどです。
実際には盛夏時期に着用するものとお考え下さい。
夏用の素材は、かなり通気性に優れています。
若干ではあると思いますが、暑さが和らぐことになるでしょう。
デザインについて
礼服のデザインは、「シングル2つボタン」「ダブル4つボタン」がほとんどであり、どちらが格上・格下もございません。
ひと昔前は「シングル3つボタン」「ダブル6つボタン」もありましたが、現在ではほとんど見ることもなくなりました。
また現在礼服を持っている方の割合では、「シングル2つボタン」と「ダブル4つボタン」半々くらいかと思われますが、
新たに購入される方でみると、「シングル2つボタン」が7割~8割、「ダブル4つボタン」2割~3割になるかと思われます。
ただし、礼服の場合、慶事も弔事もあまり目立たち過ぎないことが求められることもあります。
都心部では親族も含めてほとんど「シングル2つボタン」ですが、地方に行くとまだまだダブルを着用されている方も多くいらっしゃいます。
暗黙のルールとして、一概に「ダブルは古臭いから嫌だ」というわけにいかないのも現状です。
まとめ
いかがでしたか?
紳士服メーカーという作り手側の目線でご案内してきました。
あとは、キチンとしたサイズの物を着用すれば、完璧な礼服を着こなすことが可能なはずです!
(サイズ選びが一番難しいんですが…笑)
ご相談等もお受けいたしますので、メールにてお問い合わせください!
僅かばかりでもお役に立てれば幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました!