フレッシャーズスーツとリクルートスーツの違い（女性編）

前回のコラムでは男性用のスーツで、リクルートスーツとフレッシャーズスーツの違いについて説明いたしました。

今回のコラムは女性用のスーツで、リクルートスーツとフレッシャーズスーツの違いについて、説明していきたいと思います。

女性用フレッシャーズスーツは、男性同様、主に新社会人もしくはそれに準ずる方が着用するスーツです。

清潔感と信頼感を与え相手に好印象を与えるのがポイントで、ブラックよりもネイビーやグレー、ライトグレーやベージュ系などの色が多いようです。

また柄も無地でも構いませんが、細かいストライプ柄や薄いチェック柄（派手になり過ぎない柄）が多いようです。

フレッシャーズスーツの注意点は、男性同様、サイズ感とスーツや小物のメンテナンスです。

自分の身体にあったサイズを着用することはもちろん、パンツであればセンタープレスが付いているかなど、きちんとスーツの手入れがされているかという点も重要となります。

またパンプスやバックなどの手入れも忘れずにしておきましょう。

女性用リクルートスーツは、こちらも男性同様、就職活動を行う学生が着用するスーツとなります。

第一印象を大切に、「清潔感」「きちんと感」を重視したデザインが求められます。

また、場合によっては複数社での使用が前提のため、「無個性」な印象を目指すことが特徴なスーツでもあります。

女性用リクルートスーツは、男性と違い、ほぼブラック無地の一択となります。

販売店に聞いてみると、100着リクルートスーツを販売した場合、98人はブラックを選ばれるというほど、ブラック一択のようです。

またインナーも白のブラウス一択となりますので、ある程度コーディネイトに苦労することはないでしょう。

ここで大切なことは、フレッシャーズスーツ同様に、スーツや小物のメンテナンスだと思われます。

パンツのセンタープレスはしっかり入っているか、パンプスやカバンは手入れされているかなど、チェックするようにしましょう。

このようにフレッシャーズスーツとリクルートスーツのそれぞれの特徴をまとめてきました。

ではそれぞれの違いはどこにあるのでしょうか？

女性のリクルートスーツとフレッシャーズスーツ、共通の内容を補足します。

男性用スーツと違い、女性用のスーツはサイズの種類が少ない状況です。

特にジャケットは肩幅やバストでサイズを合わせると、袖丈が長過ぎるようなことが多々あるようです。

ほとんどの場合袖丈を外側に折り曲げたりして着用している方を街中で多々見かけます。

これはあまりおすすめしません。

リクルートスーツとフレッシャーズスーツともに、サイズ感が大切であると説明しました。

袖丈は、修理費はかかってしまいますが、修理が可能です。

出来る限りサイズ補正をして着用する事をおすすめします。

いかがでしたでしょうか。

前回と今回、2回に分けてリクルートスーツとフレッシャーズスーツの違いを男性用と女性用に分けて説明いたしました。

リクルートスーツは、男女問わず、自分の進路に関わる重要なイベントとなります。

一方フレッシャーズスーツは、会社に対して、自分を売り込むための重要な一つのピースとなります。

それぞれTPOを意識して用意をすれば、問題ないかと思われます。

皆さまのお役に立てるような内容であれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。