礼服・スーツ 購入とレンタルはどっちがいいの?メリット・デメリットを紹介
「スーツを買う」
ひと昔前であれば、かなり高額な出費となりました。
しかし最近では、海外縫製が一般的になり、大量生産によって商品コストを下げることも可能となったため、20,000円以下でもスーツが買える時代となりました。
またインターネットショップで検索をすると、10,000円以下の商品も販売されているようです。
それでもスーツを購入する費用自体を考えると、
「そのお金で〇〇へ旅行に行けるよなぁ」
「この金額が浮いたら、家族と食事にいけるよなぁ」
等考えてしまいますよね。
スーツを着用しない方やリモートワークの浸透により、スーツを持っていらっしゃらない方や、持ってても着用機会が減ってしまった方の割合が増えていることも事実なようです。
今回は、スーツを買うメリットとデメリットを深掘りしていきたいと思います。
礼服(喪服)やスーツはレンタルが出来る時代
現在様々な物がレンタル出来る時代になっています。
衣類:ドレスやスーツ、和服、ウェディングドレス、タキシードなど
付属品:ジュエリー、腕時計、ハンドバッグ、ネクタイ、ベルトなど
カメラ・映像機器:デジタルカメラ、ビデオカメラ、レンズ、三脚など
家電製品:テレビ、オーディオ機器、ホームシアターシステム、プロジェクターなど
パーティー用品:テーブルや椅子、テント、照明装置、音響機器、パーティーゲームなど
スポーツ用具: ゴルフクラブ、スキーセット、ボードゲーム、テニスラケット、フィットネス機器など
自動車:レンタカー
仮装用品:コスチューム、マスク、ウィッグ、メイクアップ用具など
音楽機器: ギター、キーボード、ドラムセット、アンプなど
アウトドア用品:テント、寝袋、登山用品、キャンプ用品など
上記以外にも様々の物がレンタル可能となっております。
その中でも「衣類」では、礼服(喪服)やスーツも、もちろんレンタル可能となっております。
レンタル品の場合購入するより安上がりになるので、必要な時にレンタルを注文するのも良いかもしれませんね。
礼服(喪服)やスーツを買うメリット
やはり一番のメリットは自分に最も適したサイズを選べることになります。
礼服(喪服)やスーツ(紳士物)は、主流のサイズでも16サイズ(既製品の場合)もあり、紳士服専門店ではその倍以上のサイズに対応しているお店もあります。
日本人の背格好であれば、その中で全くサイズが合わないということはほとんどございません。
(一部、身体を鍛えている方やスポーツ選手などは、既製品が合わないため、オーダースーツをおすすめします)
次にディティールも好みの物を選べる点です。
礼服であれば、シングルタイプ・ダブルタイプもありますし、スーツではジャケットとパンツの共生地で作られたベストが付いた物、2つボタンタイプや3つボタンタイプなど、様々なディティールの中で、自分の好みの物を選ぶことができます。
最後にすぐ着用できる点です。
当然自分で購入したものであれば、自分のクローゼットに保管してありますので、必要な時にすぐ着用することができます。
礼服(喪服)やスーツを買うデメリット
まずは「買う」ということに対する初期費用が高額ということになります。
安い商品といっても、最低でも10,000円前後は発生します。
この金額があれば、あんなことやこんなことができるのに・・・と考えてしまうのは私だけでしょうか。
また紳士服専門店へ「買いに出掛ける」ということも煩わしいことになるかと思います。
次にサイズ補正に限界があるということです。
パンツのウエストは修理することにより、多少は大きくしたり縮めたりすることは可能ですが、上着の修理はかなり難しいです。
上着は出来ないことはありませんが、安いスーツ1着分に近い修理料金が発生する上に、パンツと違ってほとんど補正ができません。
私の知人で、体重で5キロ太ってしまって、パンツはなんとか履けるけど上着がきつくて着用できないと聞いたこともあります。
最後に保管が面倒ということです。
ウールが使われているスーツは虫食いに悩まされますし、そもそもかさばるのでクローゼットの中で邪魔者扱いになっていることもあるかもしれません。
礼服(喪服)やスーツをレンタルするメリット
礼服(喪服)やスーツをレンタルするメリットは、実は買う際のデメリットをカバーしています。
まずは初期費用が安いということです。
当店であれば税込み4,800円からレンタル可能となります。
ただし注意が必要な場合は、買う際のメリットでも触れておりますが、スーツは安い物を探せば10,000円前後で買えるものもあります。
よって3回以上使用することが決まっている場合は、買った方がお得ということになります。
次に補正についてです。
買ってしまうと限られてしまうサイズ補正も、レンタルするとなれば注文ごとにサイズを変更することにより、常に適したサイズを着用することが可能です。
最後に保管の煩わしさから解放されるということです。
着用して用事が済めば、クリーニング不要でそのまま返却すれば完了なので、クローゼットに余裕が生まれて好みの服をより一層クローゼットに保管することができます。
礼服(喪服)やスーツをレンタルするデメリット
礼服(喪服)やスーツをレンタルする際のデメリットですが、一番は届いた商品のサイズが合わない可能性があるということです。
買う際のメリットでも触れておりますが、紳士服は婦人服と違い、細かくサイズが設定されています。
中でも自分の正確なウエスト寸法値が曖昧になってしまいますと、サイズが大きくブレてしまいます。
紳士服は身長とウエストサイズでほぼサイズが決まってきます。
ウエスト寸法値が数センチの誤差があるだけで、サイズが変わることもしばしばです。
なので、レンタルの礼服(喪服)やスーツを注文する際は、正確なウエスト寸法値を事前に知っておくことが大切になります。
また、特に紳士物はメーカーによって型紙があり、同じサイズでも着用感に違いが生じます。
他店舗さんで注文した際はこのサイズだったから・・・で当店へ注文されても、着用感が以前と違うということもございます。
サイズについて、ご不明な点は店舗へ確認をお願いします。
次に配送遅延の影響を受けることです。
レンタルの注文の場合、当店へ取りに来店される場合を除いて、商品を宅配便で発送することになります。
道路状況や天候不順により配達が遅れることもあり、急ぎで利用したかったけど間に合わなかったということも稀にあります。
また他店舗さんも含めて、発送日当日のお届けは不可になりますし、翌日の午前中にお届けすることができないエリアもあります。
特に急ぎで利用したい方は、到着時間帯の確認をする必要があります。
最後に商品状態が完璧ではないということです。
レンタル品は返却後にクリーニングなどのメンテナンスを行い、再度貸出をすることになります。
その際に小さなキズや目立たないシミ(業界用語でいうアタリ)が残ってしまっている可能性もあります。
まとめ
いかがでしたか。
礼服(喪服)やスーツを買う際のメリットとデメリット、レンタルする際のメリットとデメリットをまとめてみました。
インターネットショップで、スマートに必要な時だけレンタルしてサッと返すというのも、存外悪くないかもしれませんね。
これからは、衣類に限らず、様々な分野でますますレンタルしやすくなる世の中になっていくと思います!